「初心者が起業するなら何がおすすめ?」
「いまから参入するならどの業界がいいかな」
「実際に起業している人に人気の業種を知りたい」
こんな悩みを抱えている方も多いでしょう。
「起業」と聞くと会社を設立したりお店を開いたり、大変な手間とお金がかかるイメージを持っている方もいますが、スキマ時間に副業を始めるのも立派な起業です。
当記事では、起業初心者におすすめしたい7つの業種と、開業率が高い業界をデータに基づいて解説します。
初心者が起業するなら何がいい?おすすめ7選
初心者が今から起業するならおすすめしたい事業を7つ紹介します。
- 需要が拡大中の動画編集・配信
- 堅実に稼げるプログラミング
- 主婦が活躍しやすいWebライター
- ストック型資産になるアフィリエイト
- サイト作成に欠かせないWebデザイナー
- 気軽に自分の店を持てるネットショップ
- 知識や経験が武器になるオンライン教室の講師
それぞれ具体的に見ていきましょう。
おすすめ1.需要が拡大中の動画編集・配信
動画コンテンツの需要はいま急速に伸びているので、動画市場への参入はおすすめです。
全国8,000人を対象にしたニールセンの調査によると、スマートフォンで動画を見る人は、5年間で約4倍に増えています。
動画編集の技術を身につければ、YouTuberやSNS用のショートムービー製作の仕事を受けられるようになります。
また、編集技術を活かして自分で動画配信を始めるのもいいでしょう。
市場が伸びているうちは、仕事がたくさんあるため入り込む余地が多いといえます。
おすすめ2.堅実に稼げるプログラミング
システム開発やWebサービスの開発もできるようになるプログラミングもいいでしょう。
プログラミングを学べば、成長産業であるIT業界やWeb業界で仕事を選べる人材になれます。
プログラミング言語に抵抗感を覚えて挫折してしまう人が多いので、続けるだけで稼げます。
論理的思考が得意な人には特におすすめできる業種です。
おすすめ3.主婦が活躍しやすいWebライター
インターネット上のあらゆる文章を書くWebライターもおすすめです。
わかりやすい文章を書くスキルを学べば、感想文の宿題が苦手だった人でもできるようになります。
主婦がクラウドソーシングサイトで子育ての合間に記事を書いて月5万円稼いでいる例もあり、スキマ時間に取り組みやすいところがメリットです。
取材や電子書籍出版、ライターさんをまとめるディレクション等、スキルを活かして仕事の幅を広げやすいのも魅力の1つです。
おすすめ4.ストック型資産になるアフィリエイト
運用に成功すればストック型資産になるアフィリエイトは、クライアントの指示を受けずに自分で自由に書きたい人に適しています。
アフィリエイトとは、ブログやSNSで商品をすすめて、お客様に購入してもらうことで報酬をもらう、Web上の営業代行のようなものです。
最初の1円も稼げない時期を乗り越えて、正しい努力を続けられれば、小さな労力で大きく稼げるようになる可能性を秘めているところが一番の魅力でしょう。
おすすめ5.サイト作成に欠かせないWebデザイナー
WebデザイナーはWebサイトを運営する上で欠かせない存在です。
SNSやサイトのバナー、購入ボタン等、インターネット上で視覚的に興味を引きたいポイントはWebデザイナーが担当しています。
どんな色・レイアウトにすれば、サイトを見た人に意図が伝わるか考えながら作る必要があるため、華やかなイメージとは裏腹に根気の要る作業が求められます。
女性が多く活躍している業種です。
おすすめ6.気軽に自分の店を持てるネットショップ
何かを販売するなら、ネットショップの運営がおすすめです。
実店舗を構えるとなると開業資金が約1,000万円必要になりますが、オンラインで販売すれば初期コストをほとんどかけずに全世界に販売できます。
自分の店を持ちたいと考えている方は、ネットショップ運営を検討してみましょう。
おすすめ7.知識や経験が武器になるオンライン教室の講師
人に教えられる知識を持っている方は、それを活かしてオンライン教室の講師をする選択肢があります。
zoomを利用して指導すれば、教室の場所代を削減しつつ、持っている知識を活かして稼げます。
あなたにとって当たり前の知識でも、他の人にとっては喉から手が出るほど欲しいものである可能性もあるので、教えられるものがないか一度棚卸ししてみましょう。
起業するなら何業界がいい?おすすめはWeb業界
これから起業するならWeb業界で始めるのがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 初心者でも副業から挑戦しやすいから
- 低コスト・低リスクで参入できるから
- 需要の拡大が見込まれる業界だから
たとえば、飲食店を開くと開業資金に約950万円かかるというデータがありますが、インターネット上で販売すればほとんどコストがかかりません。
パソコン1台でできる事業も多いため、場所を選ばずに手軽に始められるものが多いです。
Web業界はまだまだ拡大していくことが予想されるので稼ぎ続けられる見込みがある点も魅力的です。
起業する人が多い業種は何?採算がいいのは個人向けサービス
統計的に見て起業する人が多い業種は、宿泊業・飲食サービス業・生活関連サービス業です。
採算がいいのは個人向けサービスといわれています。
ただし開業率が高い分廃業率も高めなのが特徴です。
具体的に説明します。
宿泊業、飲食サービス業の開業率が高い
中小企業庁の2022年版小規模企業白書によると、宿泊業・飲食サービス業が最も開業率が高いことがわかります。
具体的には飲食店・ホテル・旅行業・娯楽施設等がここに含まれます。
この業界は感染症対策で多大な影響を受けました。
しかし、今後海外からの観光客が増えるにつれて盛り上がりを見せることが予想されるので、開業する人が増えたと考えられます。
生活関連サービスも人気
宿泊業・飲食サービス業の次に起業する人が多いのは生活関連サービスです。
生活関連サービスとは家事代行・ベビーシッター・介護業が含まれます。
以前より共働き家庭が増えた結果、専業主婦層が減り、家事や育児、介護を外注しようと考える人が増えたのでしょう。
廃業率が高いのも特徴
宿泊業・飲食サービス業・生活関連サービス業は開業率が高い人気の業種ですが、同時に廃業率が高い点も特徴的です。
たとえば、脱サラして夢だったカフェ事業に乗り出したものの、思った以上に稼げない現実を見て1年以内に廃業してしまう例があります。
街中の店舗がどんどん入れ替わる様子を見ていると、新陳代謝が激しい業界であることがわかります。
これらの業界で生存率を高める方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
起業したいならとりあえず挑戦して自分にとって何がいいか見極めよう
起業したいと思ったら気になる業種からとりあえず挑戦して、自分にとって何がいいか見極めましょう。
たくさん挫折した結果、自分にとって続けやすい業種に出会って自由な働き方を手に入れた方もいます。
続けやすい業種に出会えたら、それを軸に事業を拡大できます。
たとえば、Webライター等の受託業に最初に取り組み、スキルを最大限磨いて利益を確保しつつ徐々に業務に使う時間を減らしていきましょう。
具体的には160時間使って20万円稼いでいたとして、スキルアップして業務に使う時間を減らせれば80時間で同額稼げるようになります。
空いた時間で自分のやりたい仕事をすれば事業は発展していくでしょう。
このような、低リスクな起業方法を紹介している記事があるので、気になる方は見てみてください。
コメント