「起業に憧れがあるけれど、私みたいな凡人でもできるかな?」
「起業に向いてるかちょっと診断してみたい」
こんな方に向けて診断テストを用意しました。
7つの質問に答えるだけであなたが起業に向いているか診断できます。
当記事では企業の定義から解説しますが、手っ取り早く診断したい方は以下のボタンからテストに飛んでください。
起業に向いている人テストの前に「起業」の定義を知ろう
「起業」とは新しく事業を起こすことです。
自分のアイデアやスキルを活かして事業を行う人が起業家です。
起業=企業設立とは限らない点に注意しましょう。
企業の定義を深掘りしていきます。
「定義とかいいから早く診断したい」という方はこちらへどうぞ。
「起業」とは新しく事業を起こすこと
ここでは起業を事業を起こすことと定義します。
企業を設立するだけでなく、個人事業主として新しい事業を始めることも起業といいます。しかし、個人だからといって経営者目線を忘れてはなりません。
たとえば、定年退職後に趣味で事業を始める「ゆる起業」も流行っていますが、事業は単なる趣味以上のものであり、お客様のことを考えることが重要です。
お客様ありきで商売が成り立っていることを忘れると、事業が立ち行かなくなってしまいます。
また、事業に注ぎ込む資金の管理も重要です。
失敗すると生活資金を使い果たして困窮してしまう恐れもあります。
きちんと収支を考えて、計画的に事業を行いましょう。
起業=企業設立ではない
起業というと会社を作るイメージがありますが、前項で説明した通り、実は必ずしも企業を設立しなければいけないわけではありません。
副業でも個人事業主でも、事業を起こせば起業です。
そのため、起業自体は難しいものではなく、本当に誰でもできます。
しかし、起こした事業を成長させ生き残るとなると話は別です。
たとえば、Webライターを始めた人の10人に9人は廃業するといわれています。
ベンチャー企業の10年後生存率は約6%だとか。
だからこそ、法人であれ個人事業主であれ、事業を発展させるためには経営の知識と戦略が必要なのです。
ノーリスクで始められる怪しくない事業も多い時代
起業と言えば高いハードルが伴い、大きな初期投資が必要というイメージがあります。
しかし、現代では初期費用が0円で始められる事業も増えてきています。
ブログ運営やオンライン講師、オンライン販売等は物理的な店舗を必要としないので、初期費用を抑えられ、実質ノーリスクで起業できます。
だからといって全てが安全というわけではなく、怪しげな事業や詐欺に注意しなければなりません。
たとえば、「初月で100万円稼ぐノウハウを教えます」や「みんなで成功しよう」といった誘いには警戒が必要です。
情報の真偽を見極める力が重要であり、そのためには信頼できる情報源を利用することが大切です。
定義を確認したところで、いよいよテストに入ります。
あなたは起業に向いている人?【診断テスト】
起業に向いているか向いていないか確認するために、7つの質問を用意しました。
チェックして答えてください。
いかがでしたか?
以下、テストの解説です。
あなたは起業に向いている人?【診断テスト解説】
先ほどの診断テストのチェックの数が多い人ほど起業に向いているので、自分で事業を始めてもうまくいく可能性が高いです。
5つ以上当てはまっていたら、起業して代表になっても発展させられる素質があるかもしれません。
ここからは、テストの質問意図を解説します。
質問1.困難な目標ほど達成したくなる?
困難な目標ほど達成したくなる方は、起業に向いています。
事業を軌道に乗せるにはありとあらゆる困難が立ちはだかるものです。
できないことをできるようにしたいと思ったり、自分の成長になることを努力したりする意志の強さがないと途中で諦めてしまうでしょう。
自分の実力不足を痛感したり、使えるお金やリソースの少なさに歯痒さを覚えたり。
様々な困難と理不尽を乗り越える力が事業を発展させるには大切です。
質問2.失敗を恐れないタイプ?
起業家として成功するためには、失敗を恐れずに行動し続けることが重要です。
たとえ失敗したとしても、経験を活かして10回挑戦するアグレッシブさがあれば、10回目には成功するでしょう。
ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏は著書の中で次のように語っています。
「10回新しいことを始めれば9回は失敗する。しかし1の成功の積み重ねが今日のユニクロをつくっている」
恐れずに挑戦し続けるタフさを持ち合わせている方なら起業して成功できます。
質問3.継続力に自信がある?
継続力も起業して事業を存続させるために重要な要素です。
起業自体は誰にでもできますが、続けるのは誰にでもできるとはいえません。
なかなか成功の兆しが見えない事業に焦ってしまったり飽きてしまったり、継続を辞めてしまう要因はいくらでもあります。
一貫して努力を続けることで少しずつ経験を積み、必要なスキルも身についてくるので、伸び悩む時期をいかに耐えて継続できるかが重要です。
質問4. 人に頼るのが得意?
人に頼れるのも、起業して成功する人の特徴です。
困難な時期に自分1人で乗り越えようとするのではなく、適切に人を選んで頼れると突破口が見つかる場合があります。
自分が壁だと思って乗り越え方を一生懸命考えていたのに、実は他人から見たら壁でもなんでもなくて、乗り越えなくていいものだと教えてもらえることも。
辛い時期に1人で悩んで迷宮入りしないためには、人に頼る力が大切です。
質問5.我慢強い自覚がある?
起業には我慢強さも必要です。
どんな事業も始めはなかなか成果が出なくて挫けそうになる場面が多々あります。
まず仕事がもらえなくて、何十件も断られながら営業を続けることがあるかもしれません。
起業して成功した人は、一見キラキラしているように見せていても実は泥臭い努力を重ねているものです。
少しの失敗でへこたれない強さが、起業するには重要です。
質問6.既存のルールに疑問を覚えることが多い?
既存のルールに疑問を覚えることが多い方は起業家の素質があります。
事業を成功させるには、他者との差別化が必要ですが、そのためには既存のやり方・価値観に疑問を持ち、新たな角度から解決策を提示できる力が求められます。
ルールだから無条件に従うのではなく、なぜそのルールができたのか、現状に即したルールか、より良い方法はないのか考え続けましょう。
マナーは守るべきものですが、ルールはいつの時代も普遍のものとは限りません。
既存のルールに疑問を持てる人は、新しい事業を立ち上げても上手くいきやすいでしょう。
質問7.物事を多面的に考えられる?
起業するには、物事を多面的に考える能力が重要です。
事業を行うには、様々な角度からの理解と対応が求められるからです。
市場の動向、顧客のニーズ、競合他社の戦略、技術の進化、規制や法律…
ビジネスに影響を及ぼす要素は多岐に渡ります。
たとえば、パン屋さんを経営するには店舗が必要だと考える人が多いですが、実は今の時代はインターネットを使ってオンラインで販売すれば、実店舗は必要ありません。
店舗をつくらないだけで約1,000万円の支出を抑えられます。
物事を多面的に見て策を複数考える力が、事業の発展には大切です。
起業に向いてる人テストで適性を知ったら一歩踏み出そう!
あなたは起業に向いているタイプでしたか?
今回の診断テストで当てはまる項目が少なかったとしても、訓練すればこれらの力は鍛えられます。
どうしても自分で事業を起こしてみたい方は、どうすれば素質が身につくか考えつつ事業を始めてみるのもいいでしょう。
なお、ノーリスクの起業に興味がある方は、以下の記事に有益な情報がたくさんあります。
併せてご覧ください。
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