「就職じゃなくて起業の道に進みたい」
「学生のうちに起業して就活はしたくない!」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
学生起業に興味はあるけどやり方がわからなくて、起業すること自体を諦めてしまう学生も多いです。
当記事では、学生が起業するための具体的なやり方をお伝えします。
学生が起業するための具体的なやり方を解説
学生が起業するための具体的なやり方を4STEPで解説します。
- 起業目的を事前に考える
- 起業に対するモチベーションを確認する
- 起業するまでの順序を把握しておく
- 事業やサービスのリサーチと準備開始
具体的な手順を確認しながら、何から始めれば良いか考えていきましょう。
STEP1:起業目的を事前に考える
起業するためには、まず目的を考える必要があります。
明確な目的があるかないかで、事業の成功率は大きく変わってきます。
最初に起業する目的を深堀していきましょう。
- 誰のために
- 何のために
- なぜ自分がやる必要があるのか
以上の3つを明確にしておくことで、事業に行き詰まった時でもモチベーションを保ち事業を続けられます。
いつでも初心に立ち返ることができるように、起業する前にじっくりと時間をかけて起業の目的を明確にしておくのが良いでしょう。
STEP2:起業に対するモチベーションを確認する
起業する目的を明確にしたら、次は自分自身の起業に対するモチベーションを確認しておきましょう。
起業で重要なことはどれだけ熱量を持って事業に取り組み続けることができるかです。
起業はしたら終わりではなく、事業を継続していく努力が必要不可欠となります。
いくら起業当初に立派な志を掲げても、起業後のモチベーションが下がってしまうと事業は短期間で失敗に終わるでしょう。
STEP3:起業するまでの順序を把握しておく
起業する決意を固めたら、次は起業するまでの順序を確認し計画を立てましょう。
- 起業に必要な順序を正確に把握
- いつまでに起業したいか決める
起業には思っている以上にたくさんの壁があります。
起業の順序を把握しないまま進めると、予想外のところで時間も労力も取られ、いつまでも起業できない事態になりかねません。
また、起業のタイミングも決めておくと先延ばしせずに済みます。
逆算して計画的に起業準備を進めていきましょう。
STEP4:事業やサービスのリサーチと準備開始
新しいサービスを展開する際は、必ず既存のサービスを徹底的に調べておきましょう。
既存サービスの強み・弱みや満たせていないニーズを深堀することで、起業アイデアが生まれやすくなります。
例えば、大手塾が展開する講義形式の授業を受けたい学生はたくさんいますよね。
しかし、中には塾が近くないため通いたくても通えない学生もいます。
そこで講義を動画で配信するサービスを提供することで、大手塾が取りこぼした学生を囲むことができるのです。
このように既存サービスで満たせていないニーズを満たしてあげる観点からアイデアを生み出すことが重要です。
学生起業のメリット3つ!失敗しないやり方とは?
ここでは学生起業だからこそ得られるメリットについて3つ紹介します。
- 体力と勢いがある時に挑戦できる
- 失敗しても就職・再起業の道がある
- 学生ならではの支援が受けられる
それぞれの詳細は以下の通りです。
メリット1.体力と勢いがある時に挑戦できる
学生起業するにあたって若さは大きな武器になります。
自身の事業をたった1人で行っていくので体力はもちろん必要です。
例えば、最初は低単価でも受託業務を請けおいながら学んでたくさん知識を吸収するのも良いでしょう。
若ければたくさんの業務をこなす体力と勢いがありますから、気合いと根性で稼げます。
起業の道に突き進むのであれば若いうちの方がメリットは多いので怖がらず挑戦しましょう。
メリット2.失敗しても就職・再起業の道がある
学生起業では、仮に失敗したとしても失うものやリスクが少ないところが強みです。
一般的に歳を重ねれば重ねるほど、起業するリスクを取れなくなる人が多いです。
定年が近づけば一生会社員のままでいいかと起業を諦めてしまったり、家庭がある人であれば家族を養う責任がつきまとったりします。
社会人で特に一家の大黒柱のような人物が起業する場合は、大きなリスクと責任を背負いながら挑戦しなければなりません。
学生の場合は社会人に比べれば責任はそれほどない人が多いですし、失敗した時のダメージは圧倒的に少ないといえるでしょう。
とはいえ、年齢を重ねたからといって起業できなくなるわけではありません。
詳しい内容は以下に記載しているので、参考にしてください。
メリット3.学生ならではの支援が受けられる
学生起業では、様々な支援制度を活用できるのも特徴です。
学校側が学生の起業を支援する仕組みを準備してくれるところも増えています。
起業に携わる専門家を紹介してもらったり、オフィスの提供をしてもらったり、起業支援を受けることができます。
例えば、ビジネスコンテストに参加して賞金獲得を狙うのも良いでしょう。
新しいアイデアを発表し評価されれば受け取った賞金を起業資金の一部にできます。
このような仕組みは積極的に活用していくべきでしょう。
学生起業を成功させるには?やり方のコツを紹介
学生で起業することは一見とても大変なことに感じますよね。
しかし、事前に起業に関する知識を入れておくことで、学生であっても起業を成功させることはできます。
学生起業成功のポイントは以下の3点です。
- 最初は1人で起業する
- 少額で始められるビジネスを選ぶ
- インターンを経験して社会経験を積んでおく
成功できるやり方とコツを以下で詳しく紹介していきます。
最初は1人で起業する
学生で起業をすると決めたなら、まずは1人で立ち上げることをおすすめします。
心細くて仲間を作りたくなる気持ちはわかりますが、友人や知人と事業を始めることにはリスクも伴います。
例えば、モチベーションや起業に対する熱量の差から、すれ違いや方向性の違いが起こり内部分裂に発展しかねません。
よほど信頼できる相手でない限りは、最初は1人で起業する方が良いでしょう。
少額で始められるビジネスを選ぶ
学生起業をするのであれば、少ない投資額で始められるビジネスを選ぶのが良いでしょう。
起業には必ずリスクがつきものです。
学生で初めての起業であればなおさらリスクは回避したいと思うはずです。
例えば、初期費用がほとんどかからないブログを事業として始めてみるのも良いでしょう。
ブログであれば無料で始められます。
サーバーの維持費も月1000円程度なので金銭的な負担もほとんどありません。
仮にブログ事業に失敗したとしてもサーバーはいつでも解約できますのでダメージは小さいです。
小規模であれ立派なビジネスに変わりはありませんから、最初から大きな冒険はせずスモールスタートで始めてみましょう。
インターンを経験して社会経験を積んでおく
起業をすると決めた場合は、学生ならではのインターンシップを利用することを検討してみましょう。
インターンシップに参加することで、擬似的に社会経験を積むことができるからです。
直接社会人と接することでコミュニケーションの取り方を学べますし、基本的なビジネスマナーを身につける経験もできます。
さらには、起業のためのアイデアや知見を深める機会としても有効です。
積極的に参加して、業務体験を通してビジネススキルを高めていきましょう。
学生起業をするための事前の知識は必須!
学生起業は難しいといった漠然とした不安が少し解消されたのではないでしょうか。
起業は確かに大変なことや、たくさんの壁を乗り越えていかなければなりません。
しかし、事前に順序を確認したり知識をしっかりつけて臨むことで成功率をあげられます。
また、起業のやり方についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で低資金でリスクを抑えて起業する方法について無料でお伝えしていますので、参考にしてみてください。
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