「起業するなんて危ないからやめとけといわれた」
「起業に反対する人の真理を知りたい」
「起業は本当にやめておいたほうがいい?」
このように悩んでいる方も多いでしょう。
基本的に起業したことない人から「やめとけ」といわれても無視でOKです。
当記事では、起業はやめとけといわれる理由3選と、本当にやめておいたほうがいい人の5つの特徴を紹介します。
起業はやめとけといわれる理由3選
「起業はやめとけ」といわれる理由を3つ紹介します。
- 金銭的リスクがある
- 成功するのは一握りの人間だけ
- 未知の世界で危ないイメージがある
なんとなく危なそうだからやめとけという意見は基本的に聞かなくていいですが、起業にはリスクがある事実は知っておきましょう。
理由1.金銭的リスクがある
お金を借りて起業する場合、失敗した時に借金が残ってしまう金銭的リスクがあります。
店舗を持ったり毎月固定費が発生したりする事業は、融資を受けて始めるケースが多いです。
事業が上手く軌道に乗ればいいですが、計画通りに売り上げられないまま廃業した場合、何らかの手段で残った借金を返していかなければなりません。
やめとけという人は、お金にまつわるリスクを想定して止めてくれていることが多いでしょう。
実際には、資金がなくてもはじめられる事業は今の時代たくさんあるので、金銭的リスクが怖い方は元手を用意せずにスタートできるものから参入しましょう。
理由2.成功するのは一握りの人間だけ
起業して成功するのは一握りの人間だけなので、やめとけといわれがちです。
事実、起業して1年後に残っている企業は約7割、10年後生存率は1割にも満たないというデータがあります。
起業自体は簡単ですが、9割の人が継続できず、廃業したり自己破産にまで追い詰められたりしている現実があります。
気軽に起業して上手くいくほど甘い世界ではないことは知っておくべきです。
本気で起業するなら人の何倍も勉強して考え続ける覚悟を持ちましょう。
理由3.未知の世界で危ないイメージがある
反対する人は大抵起業したことない人で、企業に対して未知で危ないものというイメージを持っています。
起業して苦労した人のアドバイスならまだしも、挑戦したことのない人のいうことは間に受けなくて大丈夫です。
ただし、心から心配して止めてくれている人を安心させたいなら、きちんと事業計画を練って論理的に説明して納得してもらった上で起業しましょう。
「起業やめとけ」と本当にいいたくなる人の5つの特徴
基本的には「起業やめとけ」という声は無視してOKです。
しかし、本当に起業をおすすめできない方もいるので、その特徴を5つお伝えします。
- 地道な努力を重ねるのが苦手な人
- 自分の頭で考えるのが嫌いな人
- 失敗を過度に恐れる人
- 友達と一緒に起業したい人
- 他責思考の人
順番に見ていきましょう。
特徴1.地道な努力を重ねるのが苦手な人
地道な努力を重ねるのが苦手な人には起業をすすめられません。
どんな事業でもはじめは成功する兆しが見えない中で継続する必要があるからです。
画期的なアイデアを思いついたと思っても、同じようなことを考えている人は、実は世界中に何人もいるかもしれません。
アイデア自体に価値があるのではなく、それを実現して継続することで価値が生まれます。
成功するまで地道な努力を重ねられない人は起業しないほうが安全です。
特徴2.自分の頭で考えるのが嫌いな人
起業して成功するには常に自分で考えて行動しなければいけないため、自分の頭で考えるのが嫌いな人には向いていません。
成功者にアドバイスを求める程度なら問題ありませんが、最終判断を下して責任を取れるのは自分だけです。
自分の頭で考えるのが嫌いな人は、指示を出してくれる人がいる環境にいたほうが幸せに過ごせるでしょう。
特徴3.失敗を過度に恐れる人
失敗を過度に恐れる人も起業しないほうがいいタイプです。
大企業の創業者でさえ、たくさんの失敗を重ねて成功を掴んでいます。
そもそも起業した人の9割が事業を存続できていないのに、自分だけは絶対に失敗しないと思い込むのは傲慢というものでしょう。
何度失敗しても絶対にいつか成功すると信じられる人だけが大きな成功を掴めます。
特徴4.友達と一緒に起業したい人
友達に誘われたからなんとなくはじめようかな、と思っている人もやめておきましょう。
10年後に生き残れるのは1人で起業しても結果を残せる人だけです。
なんとなく仲間と一緒に何かしたいからと甘い気持ちで起業すると、意見が一致しなくなった場面で仲間割れして事業が存続できなくなります。
例外として、既に事業を持っている人同士が、相乗効果を求めて手を組むのはありです。
特徴5.他責思考の人
他責思考の人は起業してはいけません。
事業が失敗したら自分で責任を取る必要があるからです。
仮に、知人のアドバイスに基づいて新しい分野に乗り出し、失敗したとしましょう。
最終的に参入を決めたのは自分ですし、責任を取るのも自分です。
自分で責任を取るのがどうしても嫌な人は起業に向いていないので、危ない橋を渡るのはやめましょう。
起業をやめとけばよかったと後悔しないための3つのコツ
あとで「起業をやめとけばよかった」と後悔しないための3つのコツを紹介します。
- 初期投資額の小さい事業をはじめる
- 収入の柱を別に持っておく
- 起業経験で培った力は就職にも活きると知る
起業経験を無駄にしないために、以上のコツを念頭に置いておきましょう。
コツ1.初期投資額の小さい事業をはじめる
初期投資額の小さい事業からはじめてみるのがおすすめです。
小さく始めれば、万が一失敗しても大きな痛手を負わずに済みます。
たとえば、大学に通いながら学業の合間にアフィリエイトで稼ぐのも立派な起業です。
インターネットビジネスなら、初期投資がほとんどかからない業種が多いので、小さくはじめて徐々に大きな事業に育てていけます。
コツ2.収入の柱を別に持っておく
起業で失敗して後悔しないためには、収入の柱を別に持っておくと生活に悪影響が出なくて済みます。
会社員なら会社を辞めずに、まずは副業からはじめてみるのがおすすめです。
会社を辞めたい気持ちが大きすぎて、成功するかしないかわからない事業に全振りして大失敗すると、起業したことを後悔してしまいます。
事業が軌道に乗るまでは、生活資金を得られる収入源を別に確保しておくと、精神的にもブレずに仕事に集中できます。
コツ3.起業経験で培った力は就職にも活きると知る
学生のうちに起業して万が一失敗しても、一生懸命考えて事業に取り組んだ経験は企業で活かせます。
自分で考えて行動できる人材はどの企業でも重宝されるからです。
就職活動の面接で必ず聞かれる「学生時代に頑張ったことはなんですか?」という質問をされたときに起業した話をすれば、期待の新人と思われて採用率があがるでしょう。
特に、実家の支援を受けられる大学生は事業に失敗しても生活に影響はないはずです。
今のうちにやりたいことに挑戦してトライアンドエラーを繰り返しておきましょう。
「起業はやめとけ」というアドバイスは基本聞かなくていい
どうしても起業したいなら「起業はやめとけ」というアドバイスには基本的に耳を傾けなくて大丈夫です。
今の時代は多額の資金を用意しなくてもはじめられる事業も多いので、昔のようにいきなり店舗を開いて盛大に失敗することも少なくなってきています。
小さくはじめて大きな事業に育てていきましょう。
なお、次の記事で起業して自由を手に入れる方法を無料公開しているので、ぜひ読んでみてください。
コメント