「起業したいと思ったときに始めるべきことは何?」
「起業には大きなお金と努力が必要なんでしょ?」
このようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
起業というと、多くの方は難しそうと考えるかもしれません。
ただ、私が推奨する方法を使えば、ノーリスク(努力は必要ですが…)で起業ができてしまいます。
この記事では起業したいと思ったときに始めるべきことや、その成功体験を解説します。
起業したいと思ったときに始めるべきこと【何から?】
起業したいと思ったときに始めるべきことのおすすめ手順は次のとおりです。
- 業務委託でスタートできる仕事を探す
- 副業でチャレンジしてみる
- 時給を上げて委託を開始する
起業というと難しく感じることのほうが多いと考えられますが、実は業務委託などの仕事を通すと簡単に起業できます。
この点に関して以下で詳しく見ていきましょう。
業務委託でスタートできる仕事を探す
起業したいと思ったときに始めるべきことの一つ目は、業務委託でスタートできる仕事を探すことです。
というのも、業務委託は時間に縛られないので、自身の時間を有効活用できるからです。
たとえば、私の友人にはWebライターの事業をおこなっている人がいて、本業を抱えながらも深夜に働けることを喜んでいました。
このように業務委託でスタートし時間を有効活用しながら、まずは事業の核となる部分を成長させるといいでしょう。
副業でチャレンジしてみる
いきなり独立するよりも、副業でチャレンジしてみるところからスタートするといいでしょう。
副業でチャレンジすることで、売上が減少しても本業でカバーできるため、安心して事業作りに専念できます。
仮に起業して売上が20万円あったとして、10%ダウンすれば2万円が失われます。
しかし、本業があれば2万円の売上ダウンがあったとしても、簡単にカバーできるでしょう。
このように事業が安定しない立ち上げ初期状態のときには、副業でのチャレンジがおすすめです。
時給を上げて委託を開始する
副業で始めた業務委託のスキルがアップし、徐々に時給が上がってきたら委託を開始するといいでしょう。
委託ができるようになると、あなたは事業のオーナーになり自身で働かなくても収益を作りだせるようになります。
たとえば、ある業務委託の案件をあなたが受注して、あなたと同等の力がある人に仕事をお任せできるようになると、ほとんど働かなくて良くなるのは簡単にイメージできますよね。
このように自身のスキルを上げ、他の業務委託の方に依頼できるようになると、仕事の幅は広がっていきます。
起業というと、店舗を作ったり、新しいビジネスモデルを自身で作り上げたりなど、一般の方からすると難しいものではないかと思われがちです。
しかし、業務委託といった契約を活かしながら、スキル先行型の起業をすれば誰でも社長になれてしまいます。
では、この方法を使って起業したいとなったら何からスタートするべきなのかを、次の項目で詳しく解説します。
起業したいと思ったときに何から手をつけるべき?
業務委託を使って起業したいと思ったときには、何から手をつけるべきかというと以下のとおりです。
- 起業したい分野を手当たり次第にチャレンジしてみる
- 好きだなと思える分野を見つける
- 技術でトッププレイヤーになる
それぞれを解説します。
起業したい分野を手当たり次第にチャレンジしてみる
起業したいと思ったときに何から手をつけるべきなのかは、手当たり次第にチャレンジしてみるところからスタートするといいでしょう。
というのも、世の中にはたくさんの起業分野があり、何が自身に当てはまるのかはチャレンジしてみないとわからないからです。
たとえば、プログラマーが性にあっているという方もいれば、文字を書くのが好きでライターになる方もいます。
このように起業したいと思える分野に対してたくさんのアプローチを繰り返し、まずはどのような仕事があるかを確認していきましょう。
好きだなと思える分野を見つける
起業のためにたくさんのアプローチを繰り返し、好きだなと思える分野が見つかるまで仕事を探し続けましょう。
好きこそものの上手なれといったことわざがあるように、常に考えて行動し続けられる分野を見つけるのが一番の成功方法です。
多くの分野のトッププレイヤーは最初少ない時給から事業を開始していて、好きなものだからこそ手を多く動かし、徐々に時給をあげています。
ですから、まずは好きだと思える分野を開拓し、一生懸命仕事を頑張ってみることからスタートするのが、鉄板の事業開始方法だと考えておきましょう。
技術でトッププレイヤーになる
少ない時給でも好きな分野で一流の技術に携わっていると、あなたのスキルはどんどん向上し、他の仕事に携わるときに大きな力を発揮するでしょう。
技術職は最初はどうしても低額の時給になりがちですが、年数を経るほどに時給はあがっていきます。
たとえば、美容室で働いている人をイメージするとわかりやすいのですが、最初はアシスタントとして修行し、その後スタイリストとなり、店長、経営者と段階を踏んで給与や時給がアップしていきます。
もちろん、その時々のスキルを向上させることは必ずおこなわなければなりませんが、最初の数年間(早ければ数ヶ月)頑張るだけで、誰にも真似できない技術を身につけ、人を雇える立場に昇格できるでしょう。
多くの創業社長は自身のアイデアだけで成功しているのではなく、自身が活躍する業界のトッププレイヤーになってから独立しています。
あなたがもし盤石な起業をしたいと思うなら、まず業務委託契約で技術を身につけるところからスタートしましょう。
起業したいと思ってから独立した人の体験談
ここまでの説明を聞いてもピンとこない方もいるかもしれません。
そこで、ある友人の体験談を使って具体的な成功方法をお伝えします。
- 業界:Web集客
- 元の職歴:塾講師
- 副業期間:2年
- 独立経過期間:3年
起業したいと思ってから彼がまずしたことは、プログラミングの知識を身につけようとしたといっていました。
ただ、プログラミングは習得までにかなりの時間がかかり、収益化までに少なくとも半年はかかるため、新たな道としてWeb集客をおこなうWebライターを目指します。
最初の頃は、時給は数百円レベルでしたが、1年を経過するころには副業のみで月に20万円を達成。
その後も安定的に10〜20万円程度を稼ぎ、時給としては3,000円以上は稼いでいたようです。
副業期間が終了し、独立当初は目一杯働いて月収は20万円程度でした。
ただ、そこから業務の一部外注化を進め、自身はマーケティングに専念したところ、今では月収70万〜80万円程度に落ち着いているようです。
この月収帯までになると、人一人を雇い教育を進めることで、さらに売上があがるフェーズに入ります。
彼自身イチプレイヤーではなく、経営者としての振る舞いを身につけて行動することで、今後も売上を伸ばし、自分らしい生き方をできるようになるでしょう。
起業したいと思ったときからすぐに動き出そう
今回の記事では、起業したいなら何から始めるべきかを中心に解説してきました。
起業となると多額の資金が必要で、「私には無理だ…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、業務委託で技術職を極めれば意外と簡単に起業できてしまうものです。
努力して得た技術を誰かに伝え、さらに仕事を受注できるようになれば、体験談でお伝えした人のように経営者の階段を登って行けるでしょう。
今回お伝えしきれなかった、経営者への階段を以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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